ここのところ、ゴミの日の前の日は

家の掃除に徹してる。

旦那の半介護の状態で気づいてもできず

家はすごいことになってた。

旦那亡き後、少しずつ少しずつ片付けてる。

昨日は11年前、娘と日本へ行ったとき

母からお土産としてもらった味付け海苔を処分。

これといった特別なものではないが、

母の精一杯の気持ちがこもった海苔、

何故かなかなか食べることができず

そのままになっていた。

母のガンが見つかり、介護が必要となり

年に三回日本へ帰ってた時期。

最低一カ月は滞在してたから

海苔のことはすっかり忘れてた。

八年前母が亡くなり、海苔は遺品となった。

好きだったのに何で食べなかったんだろうな。

いろいろ考えても答えが見つからず。

きのう、クローゼットを片付けていて

海苔を見つけしみじみと思いにふける。

体調のよくなかった母が、娘と孫に持たせようと

わざわざ買ってきてくれた海苔。

お母さん、本当にありがとう。

去年の今日、旦那が入院した。

入院、退院は慣れてるので、処方されて

2～3日たったら戻ってくるだろうと

軽く予測していた。

が、7月半ばから8月半ばまでの一カ月の間に

旦那は、誤嚥性肺炎、腎臓結石、敗血症となり

入退院を繰り返し、リハビリ、グループホームを

経験した後、今年の三月に家の帰ってきた。

八カ月ぶりだ。

去年のクリスマス前に再入院し、もう打つ手なしと

イブに医師から連絡があり、会おうにもコロナのため禁止。

今年の初めやっと、許可が下りて旦那に会いに行った。

いろんなことを話した。本当にいろんなことを。

ホスピスに入ることにし、近所のグループホームに。

そこの対応がイマイチで2月10日に家に帰ることを決めたが

何と旦那を含めるそこの住人たちがコロナに感染。

三週間待つことになり、うちへ帰ってきたのは3月3日。

38年目の結婚記念日だった。

それから一月家で過ごし、4月5日に逝ってしまった。

優しかった。私には親切だった。

働き者で責任感強く家族を守ることに奮起していた。

つらかったと、しんどかったと思う。

不出来な私には過ぎた旦那だった。

もう一度会って話したい。

たまたま自分のブログを読んでたら

三年前の6月18日（今日ですね）

子猫を二匹アダプトしたとあった。

残念ながら私たちとは相性がよくないのか

最後の最後まで慣れるということならなかった。

ウーロンは去年の12月、チャイは先月5月に

カウンティ―にお返しした。

夫婦でネコが好きで38年の結婚生活の中には

必ずネコがいた。大体2～4匹かな。

旦那がいなくなった今は2匹。

アパートに移り次第、娘がこの２匹をアダプトすると

言ってはいるが、いつになることやらね。